HAL 9000 は1992年1月12日に稼働開始
|icingbox 2012.01.12
HALの目(レンズ)にはニコン 1:8 f=8mm 魚眼レンズ
(NIKKOR fish-eye 1:8 f=8mm)が使用された。
SF映画「2001年宇宙の旅:2001 A Space Odyssey」のなかで、宇宙船『ディスカバリー号』のデビッド・ボウマン船長は、搭載されたマスター・コンピューター HAL 9000の異常に気づき、HALの高度な認識機能を制御するハードウェア・モジュールを取り除こうとする。そのプロセスに従って、HALは、開発当初の状態に逆戻りしていく。そして、一番最初に記憶したデータを不気味に唱えはじめる。「私は、HAL 9000 型コンピューター、製造番号3号。私は、イリノイ州アーバナのHAL研究所で、1992年1月12日に稼働開始された」
映画界で監督としてはスタンリー・キューブリック:Stanley Kubrickは、かなり特別な存在だろう。それは多分、「2001年宇宙の旅」の存在が余りにも大きかったことが理由だとしても、「時計じかけのオレンジ:A Clockwork Orange」もやはりスタンリー・キューブリックの作品であり、この超未来派感覚の映画を立て続けに製作したのだから、スタンリー・キューブリックは偉才としか言いようがありません。また、古さを感じさせないのも、一つには作品のなかの音楽にクラシック音楽を多用していることからも、キューブリックの確信をもった意図が見え、時代を見据えた演出でしょう。
何十年経っても、近未来に古さを感じさせない、そして現在まで、映画や色々なメディアに影響を与えてきた映画は、いわゆる名作映画の類ではないでしょうか。今から40年以上も前の映画なんです。SF映画「2001年宇宙の旅:2001 A Space Odyssey」も「時計じかけのオレンジ:A Clockwork Orange」も。
orang(マレー語)=person(英語)*orang utan(オラウータン:森のひと)
[ 時計じかけのオレンジ : A Clockwork Orange | Wikipedia ]
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